よーうやく!行ってきました、葛飾北斎展。「行こう!」と決めてから1ヶ月以上は経ってました(徒歩で行ける距離なのに)。しかも相変わらずラストミニッツの最終日。
いやー、それにしてもよかったです!!
なんだか日本人であることにますます誇りというか、「ニッポン、バンザイ」と思いました。
私はあんまり絵画とか芸術系の才能はないんですが、美術館・博物館はけっこう好きです。ただ・・・連れと行くのはあまり好きではない。こういうのって一人で行かないとゆっくり観れないみたいです。
でも、昨日が最終日だったので相方も一緒に連れて行き、案の定自分はなんだか落ち着かず、逆に相方の方がちんたらゆっくり観ていました。
来場していた人々はほとんど白人さん(しかも高齢が多い)だったのだけど、彼らが、一緒に来てる人たちに我が物顔で日本文化について説明するのを小耳に挟むのはなんだか楽しかったです。
私は、北斎の浮世絵よりもやっぱり木版が好きです。あの色使いとディテールは何なんでしょう?私の大好きな藍色がたまらなく美しかったです。
無言でちんたら鑑賞する相方ですが、観終わったあと、「どうだった?」と聞いても「Enlightening」という一言しか感想をくれず、なんだかニッポンジンとして物足りなかったのだけど、その後出かけた相方は出先から電話をかけてきて、
「HOKUSAI、すごくよかった。すごくインスピレーショナルでエネルギーをもらったよ」
と言っていた(反応遅いです)。
相方はもともと侍の絵とか浮世絵が大好きなんですが、北斎のディテールと色使いにはヤツもやられたようです。「北斎の作品、一枚欲しい」と分不相応なことを申しておりました。
これからはもっと美術館に足を運ぼうと思います。(一人で・・・)